履歴書は転職活動を行うにあたって、ほぼすべての企業で応募時に必要な書類です。あなたの学歴や職歴、自己PRや資格などを応募企業にアピールする役割を持っています。
履歴書の書き方とポイントを理解し、書類選考通過を目指して丁寧に作成しましょう。
Word形式、PDF形式でダウンロードできる無料の履歴書テンプレートもご紹介します。
転職活動に必要な履歴書を、ダウンロードして使えるWord形式・PDF形式のテンプレートでご用意いたしました。
志望動機あり・志望動機なしの形式はお好みでご活用ください。
クリック後、指定の場所に保存し、フォーマットに沿ってご記入ください。
志望動機あり
志望動機なし
目次
氏名・住所など基本情報を記入します。履歴書全体で西暦か元号表記(昭和・平成・令和)を統一しましょう。
サイズは縦36~40ミリ/横24~30ミリです。3カ月以内に撮影したものを使用します。
NG例 ネクタイが曲がっている
男女問わず、スーツを着用しましょう。ピアスやネックレス等のアクセサリーは外しましょう。
襟やネクタイが曲がらないように注意しましょう。
NG例
男性:髪色が明るい・髪が長く前髪で眉が隠れている
女性:髪を下ろしている・前髪で眉が隠れている
髪型・髪色はナチュラルが基本です。前髪は眉が見える位で、表情が分かるように注意しましょう。
髪が長い場合は後ろに流すか1つに結び、耳を出すと表情が明るく見えます。
女性のメイクは、強い色は避け、清潔感があるものが良いでしょう。
NG例 表情が堅い・片方の肩が上がっている
歯は見せない程度の軽い笑顔で、目に少し力をいれます。あごは軽く引きます。
姿勢は正面を向いて背筋を伸ばし、肩の位置を左右でまっすぐ揃えます。
履歴書の写真の背景色は白や水色が一般的です。グラデーションがかったものや、ベージュ、ピンクなども明るい印象になるためおすすめです。
NG例 影が写り込んでいる・片方の肩が上がっている
スマートフォン等でご自身で撮影する場合は、明るい場所で撮影し、背景に影や物が写り込まないようご注意ください。
スマートフォンを手で持って撮影すると、片方の肩が上がってしまうため、人に撮影してもらうか、カメラを固定してセルフタイマーで撮影することをおすすめします。
まず、記入欄の中央に「学歴」と記入します。
履歴書全体で西暦か元号表記(昭和・平成・令和)を統一しましょう。
学校名は正式名称を記入します。高校卒業からの記入でも問題ありません。
国公立や学部や学科なども記入しましょう。学んだことが応募企業の業種・職種に関連する場合は、良いアピールになります。
「学歴」項目から1行空け、中央に「職歴」と記入します。
職歴には在籍した全ての会社の入社・退社年月を記入します。
法人名は(株)(有)など省略せず、「株式会社」「有限会社」と記入します。
配属先と職務内容は具体的に記入し、異動があった場合は部署名と異動年月も記入します。
退職理由が自己都合の場合は「一身上の都合により退職」、業績不振などによる会社都合の場合は「会社都合により退職」と記入します。
最後に「現在に至る」と「以上」の記入忘れが無いよう気をつけましょう。
取得している資格・免許を取得年月日順に書きましょう。
資格・免許欄で人事が見るのは、実務で役に立つ能力やスキルを持っているかどうかです。仕事に有利になるものは、積極的に記入しましょう。
欄に収まりきらない数の資格・免許を保有されている方は、応募する職種に有利と思われるものから優先的に記入することをおすすめします。
あまりレベルの低い資格を記入すると、全体的な能力まで低く見られる可能性があります。一般的には「英検は2級以上」や「簿記は3級以上」等となりますが、企業によってはそれ以上を求められることもあるでしょう。企業がどの程度のレベルを求めているのか確認を行い、記入する資格・免許を選定しましょう。
志望動機・自己RP欄では、その企業への入社意欲と、その企業で活かせる自身のスキルを伝える必要があります。
応募する企業の求人情報を参考に、求めている人物像やスキルを理解しておくと良いです。ご自身のアピールポイントの中から、その企業に合うものを売り込むことで、企業にあなたを採用するメリットを感じさせることが出来ます。
そして、なぜその企業で働きたいのか、どのような点で企業に貢献できるのかを伝えることで、好印象を与えられます。
経験のある職種に応募する場合は、「これまでの経験を活かして即戦力で会社に貢献できそうな人材」という印象を採用担当者に与えることができます。前職で学んだことや実績を数字で具体的に書くことで、スキルをアピールできます。
ただし、過去の経験を志望理由にすると「経験を活かした仕事だけが志望動機なら他社でも良いのでは?」と捉えられるため、なぜその企業で働きたいのかを伝えましょう。
「○○の経験を活かし、□□することで貴社に貢献したい」など具体的にアピールすると良いでしょう。
未経験の職種に応募する場合は、その職種に必要とされるスキルと、自分自身がこれまでに培ってきた経験やスキルの共通点を見つけてアピールしましょう。例えば、企画提案力、交渉力、コミュニケーション力、マネジメント力等について、過去のエピソードを交えながら、希望する職種に活かせるスキルがあることを伝えましょう。
また、未経験分野のスキルを補うために取り組んでいることがある場合は記入しましょう。入社への意欲や向上心を持って仕事に取り組む姿勢を採用担当者に伝えることができます。
本人希望記入欄には「貴社の規定に従います」と書くのが一般的です。「特になし」と書かないよう注意しましょう。
応募する企業の募集職種が複数ある場合は、「営業職を希望します」など希望職種を書きましょう。
扶養家族とは、扶養している家族(自分の収入で養っている家族)のことを言います。企業が所得税や社会保険を計算する際に必要となる情報のため、必ず記入しましょう。
配偶者(妻、夫)を除いた扶養家族(子ども、両親、祖父母、兄弟姉妹など)の人数を記入します。独身の場合も空欄にせず、「0」と記入しましょう。
配偶者がいる場合は「有」、いない場合は「無」に丸をつけます。
配偶者が扶養家族になっている場合は「有」、なっていない場合は「無」に丸をつけます。
応募先の企業から指定がない限り、手書きとパソコンどちらで履歴書を作成しても問題はありません。
新卒採用の場合は、人柄や丁寧さを判断する要素の一つとして手書きが重視される傾向がありますが、中途採用の場合は、応募者の経歴やスキルを重視するため、作成方法が合否に大きな影響を与えることはあまり無いようです。
個性が出やすいのは手書きですが、読みにくい文章や、伝わりにくい内容では、いくら字が綺麗でも意味がありません。手書きかどうかよりも、大切なのは中身です。
パソコンで作成する場合は、フォントは明朝体やゴシック体が一般的です。テンプレートを使用する場合は、不要な装飾(太字・下線など)やカスタマイズはせず、必要とされる情報を簡潔に記入しましょう。
手書きとパソコン作成のどちらでも、誤字・脱字が無いように注意しましょう。
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